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あの青い作業着を脱ぎ捨てて。

アニメ・漫画・小説・ゲーム等のフィクション作品の感想をゆるく綴ります。

【感想】『恋愛の解体と北区の滅亡』 前田司郎

恋愛の解体と北区の滅亡作者: 前田司郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 宇宙人に地球が占領されている!北区では地球人による宇宙人刺殺事件が起き、それに対する宇宙人側の記者会見が始まろうとし…

【感想】『ドルメンX』 高木ユーナ

ドルメンX 1 (ビッグコミックス)作者: 高木ユーナ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/03/11メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る 高木ユーナの作品を読むと、斜に構えて生きている自分がバカらしく、また恥ずかしく思えてくる。どの作品の…

【感想】『淵の王』舞城王太郎

淵の王作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/05/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (85件) を見る舞城王太郎という作家は、理不尽・悪・恐怖といったものに、愛と勇気を持って立ち向かう人間を主人公に添えることがほとんどだ。短編で…

【感想】『波よ聞いてくれ』沙村広明

沙村広明の『波よ聞いてくれ』2巻を読んだ。沙村広明は、『無限の住人』みたいなバトル物や、『ブラッドハーレーの馬車』とかの近世欧風エログロが有名だと思うが、『波よ聞いてくれ』はカレー屋のバイト・鼓田ミナレがひょんなことからラジオのパーソナリテ…

【感想】『告白』 町田康〜人はなぜ人を殺すのか

ならず者はいかにしてならず者になるのかどんな世の中にも、いつの時代にも、「ならず者」という人々がいる。所謂「社会一般」とそりが合わず、碌に働きもせず、世俗から敬遠されている人々だ。社会一般側の人間たちは、(ある意味「大多数」という数の暴力…

【感想】家屋八景(筒井康隆)〜心象を表現する装置としての七瀬

プチSF×シニカル家族小説筒井康隆作品にあまり触れたことがなかった。アニメから入った「時をかける少女」、なんか話題の「旅のラゴス」、最新作の「モナドの領域」くらいだった。前情報というか、僕が元々持っていた筒井康隆のイメージは、シニカルなSF作家…

【感想】羽田圭介 コンテクスト・オブ・ザ・デッド

「群像」2月号から連載が始まった、羽田圭介のコンテクスト・オブ・ザ・デッド。羽田圭介と言えば、スクラップ・アンド・ビルドで芥川賞を受賞したが、ピース又吉のせいでイマイチ影が薄い…というわけでもなく、結構テレビやらなんやらに出ている。まあ顔も…

【感想】空が灰色だから~璃瑚奈ちゃんが狂おしいほど愛しいdays~

阿部共実の真価は畳みかけるようなコメディにある 阿部共実の作品は、何だか後味が悪いものが多い。ホラーであったり、青春の過ちであったり、はたまた「足りなさ」であったり、その後味の悪さは、色々なものに起因する。「このマンガがすごい!2015」でオン…

【感想】バビロンⅠ-女-(野崎まど)

バビロン 1 ―女― (講談社タイガ) 作者: 野崎まど,ざいん 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/10/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る ※ネタバレを含みます。 「斜め上の斜め上」「SFミステリ風チート女」 野崎まど作品の筋は、大体見出…

【感想】ARIA The MASTERPIECE(完全版)と、ARIAの魅力についてのお話し

2015年は『ARIA』の年 ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1 (BLADE COMICS) 作者: 天野こずえ 出版社/メーカー: マッグガーデン 発売日: 2016/01/09 メディア: コミック この商品を含むブログ (4件) を見る 2015年は旧来のARIAファンにとって、夢でも見てい…